作成 2011.01.11
更新 2011.01.11
更新 2011.01.11
DTI ServersMan@VPSの12月アップデートに関する経緯のご報告、並びに今後の運営方針につきまして
DTI <service-info at dti dot ne dot jp> からのメール
2011年 1月11日 お客様各位 株式会社ドリーム・トレイン・インターネット 代表取締役社長 石田 宏樹 ・ServersMan@VPSの12月アップデートに関する経緯のご報告、 並びに今後の運営方針につきまして・ 平素よりドリーム・トレイン・インターネットをご利用いただきありがとうご ざいます。 この度は、ServersMan@VPSのアップデートにおきまして、不備がございました ことを代表者として深くお詫びいたします。 [ServersMan@VPSの製品ポリシー] ServersMan@VPSは、DTIが提唱する「ユビキタスHUB」構想に基づきまして、単 なるサーバー環境のご提供というだけでなく、ServersManテクノロジーを利用し て、様々なデジタル家電などを繋ぐ、HUBとなる存在を目指してサービスが開始 されました。 1月6日、SDカード単体でサーバーとして動作させることを可能とした ServersMan@SDの発表も行いました。ServersMan@VPSは当然これらのSDカードと も連携して動作してまいりますので、あらゆるSDカードを搭載した機器とVPSを 連携させることができます。 http://freebit.com/press/pr2011/20110106.html [ServersMan@VPSの運用/サービス開発ポリシー] また運用面におきましては“進化し続けるVPS”として2010年7月より毎月アッ プデートを行い、ユーザーの皆様の基本的なご利用環境の向上にも努めてまいり ました。ムーアの法則によって日々進化するコンピューティングパワーのメリッ トを仮想化などによる集中管理により、出来る限り月単位でお客様にフィードバ ックさせていただく事をポリシーとしてまいりました。その結果、IPアドレスの 追加、CPUの割り当ての倍増、メモリ割り当ての倍増などを実現してまいりました。 これらのサービス向上を、 「新規ユーザー様だけでなく、バージョンアップ以前にご加入いただいた すべてのお客様にも同様のメリットをご享受いただく」 というポリシーを設定して、「すべてのお客様にご享受いただく」ということを スローガンにすべてのサービスの開発や実装の準備を行ってまいりました。 [2010年12月アップデート AirDisplay導入においての問題点] しかし今回のAirDisplayサービスは「基本サービス」ではなく、お客様のニー ズに大きく差があるものであり、「付加価値サービス」として分類されるもので した。従いまして、多くのご指摘をいただきましたとおり、選択式で導入を行う ようにするべきでした。 サービス開発におきまして「基本サービス」と「付加価値サービス」の分類が 行われることなしに「すべてのお客様にご享受いただく」というポリシーでサー ビス開発が行われ実装されてきたことに、サービス開発体制の問題の根源がござ いました。 その結果といたしまして、「付加価値サービス」を必要とされてないユーザー 様に対して、必要のないモジュールが強制的にインストールされてしまったり、 設定が変更されてしまうという問題を発生させてしまいました。 さらに、DTIの初期設定の不備により、セキュリティに対しての緊急メンテナ ンスが行われるまでの間、約50時間にわたって openproxyの設定がonになってし まうという問題を発生させてしまいました。これらの点に関しまして当事業を運 営する立場として、深く反省をしております。 改めまして深く深くお詫びさせていただきます。 [今後のアップデートに関してのポリシー] 今後のアップデートポリシーに関しまして以下のように変更を行わせていただ きます。 まず、アップデート内容を ・基本サービス(一律導入) ・付加価値サービス(選択式導入) の二つに明確に分類して企画段階から分類して準備を進めてまいります。 基本サービスに関しましては一律導入を行いますが、お客様のご利用中の環境 などに関しましては、セキュリティ問題や全体の負荷に大きく問題を及ぼす問題 などの一部の例外を除いては運営者として設定などを変更することは今後一切ご ざいません。 また、付加価値サービスに関しましては、既存のお客様に関しましては自由に ご選択できるようにいたします。 運営組織に関しましても、現在も私自身が参加した毎日の「朝会議」で内容を シェアしておりましたが、さらなる一体化を醸成するために、VPS関連技術部門 と企画部門を一体として運用し、よりお客様の目線にたった技術開発を進めます。 さらに、リリース内容に関しましては、代表者であり事業責任者でもある私自 身が直接リリース判定の会議体に参加し最終判断し、責任の所在を明確にするこ とをお約束いたします。 今回の失敗を教訓として必ず、皆様に最高のVPS環境をご提供させていただく ことで、今回失ってしまいました信頼を一刻も早く回復させていただくよう努力 いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ DTIホームページ http://dream.jp/ お問い合わせ窓口 http://dream.jp/inquiry/ 誠に勝手ながら本メールにご返信いただきましても回答を差しあげることが できません。 お問い合わせの際は、お問い合わせフォームをご利用ください。 ━━━━━━━ 株式会社ドリーム・トレイン・インターネット ━━━━━━━
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